美容室の売上アップ

サロンの空き時間を売上に変えるメニュー設計

文:REMILA編集部(株式会社リサスティー)
空き時間のある静かな美容室の店内

サロンの空き時間を売上に変える基本は、「短い時間で完結し」「予約の合間や手の空いた人に回しやすい」メニューを用意しておくことです。1時間あたりにいくら生み出せているか(人時生産性)の視点で見ると、長時間メニューだけに頼るより、短時間メニューを空き枠に組み合わせるほうが、限られた時間と人手から売上を積み上げやすくなります。まずは現状の空き時間がいつ・どれくらい発生しているかを把握し、そこに入れられるメニューを1つ用意するところから始めると取り組みやすいです。

「空き時間」は見えにくいコスト

サロンでは、予約と予約の合間や、アシスタントの手が空く時間が日常的に発生します。この時間は何も生んでいなくても、人件費や家賃などの固定費はかかり続けています。空き時間そのものを完全になくすのは難しいですが、そこに短時間で提供できるメニューを差し込めると、同じ固定費のまま売上を上乗せできる余地が生まれます。

空き時間を売上に変える発想を表す図
予約の合間の空き時間を、短時間メニューで売上に変える発想です。

人時生産性で考える

空き時間の活用を考えるときに役立つのが、人時生産性という見方です。これは「売上 ÷ 投入した労働時間」で、1時間あたりにどれだけ売上を生み出せているかを表します。長時間かかるメニューは1件あたりの単価は高くても、占有する時間が長いため、空き枠に組み込みにくいことがあります。短時間で完結するメニューを空き時間に回せると、全体の人時生産性を底上げしやすくなります。

  • 人時生産性 = 売上 ÷ 投入した労働時間(1時間あたりの稼ぎ)
  • 長時間メニューだけだと、空き枠を埋めにくいことがある
  • 短時間メニューを空き枠に差し込むと、全体の生産性を上げやすい

空き時間に回しやすいメニューの条件

空き時間に組み込みやすいメニューには、いくつか共通する条件があります。施術時間が短くて予約の合間に収まること、準備や片付けが軽いこと、そして担当できる人の幅が広いことです。とくに、アシスタントや一人で営業している理容室でも無理なく回せるメニューであれば、限られた人手のなかでも空き時間を売上に変えやすくなります。

  • 施術時間が短く、予約の合間に収まる
  • 準備・片付けの手間が少なく、すぐに始められる
  • 対応できる人の幅が広く、手の空いた人に任せやすい

既存のお客様に自然に案内できると回しやすい

空き時間メニューを軌道に乗せるうえで大切なのは、新規集客に頼りすぎないことです。すでに来店しているお客様へ、仕上げやケアの一環として自然に案内できるメニューであれば、空いた時間にその場で追加しやすくなります。たとえばうなじまわりを整えるネープケアのように、カットの流れのなかで短時間で提案・提供できるメニューは、空き時間と相性がよく、人時生産性の改善にもつなげやすいです。

よくある質問

空き時間に回すメニューは何から始めればいいですか?
施術時間が短く、準備・片付けが軽く、担当できる人の幅が広いメニューから始めるのがおすすめです。うなじまわりを整えるネープケアのように、カットの流れで短時間に提供できるメニューは空き時間と相性が良い例です。
短時間メニューは単価が低くて売上に効きますか?
1件あたりの単価は低くても、空いていた時間に積み重ねることで人時生産性(1時間あたりの稼ぎ)を底上げできます。長時間メニューだけでは埋めにくい空き枠を活かせる点が効いてきます。

本記事は空き時間を売上につなげるための一般的な考え方を整理したものです。効果は店舗の予約状況・人員体制・客層によって異なります。自店の空き時間の発生状況を確認したうえで、無理なく回せる範囲で取り入れてください。

運営者情報

本記事は、美容室・理容室向け業務用脱毛機「REMILA(レミラ)」のサブスクリプションレンタル事業を運営する 株式会社リサスティー(2014年創業・東京都渋谷区)が制作しています。 記載内容は一般的な情報提供を目的としたもので、医療行為・施術の効果を保証するものではありません。

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